仕事をしていて日々感じること〜機能リハ〜

2025.08.08

コラムのテーマについて考えてみると、日々色々なことを感じ、考え、仕事に向き合っているなあと思います。「仕事をしていて日々感じること」、少し目を通していただけると嬉しいです。デイケアスタッフ、精神保健福祉士の髙橋です。 

私が所属するデイケアの業務は、プログラムの運営が主ではありますが、メンバーさんと個別面談をしたり、一緒にお昼を食べたり、時には全力バトミントンをしたり、1日を通して多くの時間を共にします。診察や各種面談では見られないような、メンバーさんの何気ない一面を見られる点は、デイケアの良さだなあと感じています。 

先日のプログラムで、当デイケアを卒業して就労している、元メンバーさんの講演会がありました。直接聞くことはできませんでしたが、その方が講演の中で私の名前を出してくれたのだとか。当時の私を振り返ると「力になれたかなあ」「あの話をして意味あったのかなあ」そんなことを思っていました。伝えたいことが上手く伝わらなかったり、かと思えば、思わぬところでメンバーさんに響く言葉があったり。プログラムや面談、それ以外の会話でも予想外のことが沢山あり、コミュニケーションは難しいなあと、落ち込むこともあります。でも、だからこそ面白く、次はあんな風にしてみようかな、こうしてみたいな、と前を向くことができるのだと思います。 

そして、毎日のように顔を合わせていた日々から卒業しても、デイケアのことを思い出してくれる、そんな繋がりを持てたことが嬉しく、じんわり温かい気持ちになりました。現メンバーさんとの関わりはもちろんですが、卒業されたメンバーさんがたまに顔を見せに来てくれることも、とても嬉しいです。「おはようございます」「ご無沙汰しています」と元気にお迎えできるよう、私自身も生き生きと過ごしていたいなあと、日々思っています。 

これからも沢山迷って悩んで、時には落ち込みながらも楽しんで、皆さんと一緒に、私自身も成長していきたいと思っています。いつでもデイケアでお待ちしていますので、お気軽にお声がけください。 

今後ともよろしくお願いします!       

デイケアスタッフ 髙橋陽実